小児科医のこの声かけに救われた!愛される先生の言葉とは

子どもの体調不良は、お母さんやお父さんに
とっても辛いものです。

少しでも状態が改善するよう小児科を
受診するものの、一瞬で治る治療法や
薬はありません。

数日おきの受診に、家では看病の毎日。
そんなとき、小児科医のなにげない一言に
救われる瞬間があります。

どんな言葉が保護者の心を
癒すのか、みてみましょう。

共感が一番のカギ

患児やその保護者が求めているのは、
病気の治癒や症状の改善だけでは
ありません。

信頼できる医師のもと、的確な診察と
効果的な治療を受け、安心して
治癒を目指したいのです。

それには、医師と患児・家族との
信頼関係の構築が欠かせません。

この信頼関係の構築には、医師が
共感する姿勢を見せることが必要です。

自分や自分の子どものことを
親身になって診てくれる医師を、
保護者は求めています。

共感を示す5つの技法を意識する

共感の感情は、表に出さないことには
なかなか伝わりません。

共感の示し方として、下記の5つの
言語的コミュニケーションが大切になります。

■反映

患児を診察するとき、
「呼吸がしんどそうだね」
「お母さん、不安だったね」と、
患児や保護者から伝わってくる感情を
伝えてみましょう。

そうすることで、患児やその家族は
「ちゃんと見てくれている」という安心感を
覚えることでしょう。

■正当化

保護者が、患児の経過について
不安を訴える場合があります。

特に共働きの家庭では、看病だけでなく、
仕事の調整も負担になります。

「仕事がこれ以上休めないのですが、
登園許可はまだ出ませんか?」という
質問に対し、
「あと3日ですね。」と
そのまま答えるのは酷です。

子どもより仕事を優先しないといけない
事情がある家庭もあります。

「お仕事の調整が難しいですよね。」と、
相手の気持ちを受け取り、共感をまず示す
ことが大切です。

そして、そのあとに必要な日数とその理由を
説明すると、保護者も受け入れやすくなります。

■個人的支援

患児やその家族それぞれに
抱えている背景が違います。

そのため、それぞれに必要な支援方法を
提案することが大切です。

例として下記が挙げられます。

  • 病児・病後児保育施設の紹介
  • 病児保育専門のシッターの案内
  • 夜間対応している小児救急の連絡先や
    場所、診療時間などの案内

自治体によっては、病児保育や
シッターの利用料の助成制度が
あるところもあります。

案内用のチラシを準備しておくと親切です。

■協力関係

医師が「頑張ってね」と声をかけるより
「一緒に頑張りましょう」と伝えるほうが、
保護者は安心できます。

医師と保護者は上下関係ではなく、
協力関係にあることが伝わる
声かけを意識するといいですね。

■尊重

ときに、患児に対して保護者が
間違った対応を取ることがあります。

しかし、医師や医療者から見て間違いと
思う対応も、保護者にとっては必死に考えて
選択したことだったかもしれません。

決して頭ごなしに否定するのではなく
「よく頑張られましたね」と、
対応を尊重しましょう。

そして、もし同じような事態が
起こったときはどう対応すべきかを
説明することが必要です。

先生の一言で救われることも

医師からの保護者への言葉かけは、
保護者の心身を救うことに繋がります。

特に、ワンオペで育児・家事・仕事の
すべてを担っている保護者にとっては、
小児科医が唯一、自分の頑張りを認めてくれる
存在となる場合もあります。

ぜひ、言葉に出して共感を示してみましょう。

きっと、保護者にとって先生の存在は
欠かせないものとなるはずです。

看護師 S.H.

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