スキルアップ スキルアップガイドライン検体検査医師執筆 糖尿病患者さんの診療で確認したい合併症リスク(神経障害・網膜症・腎症など)とは 2026年10月13日 ※当ブログ記事は神谷英紀先生の執筆・監修ではございません。 糖尿病の診療では、血糖値やHbA1cの評価に加えて、合併症である神経障害、網膜症、腎症などの有無や進行リスクも定期的に評価する必要があります。どれも初期は症状が乏しく、患者さんが気づいた時点では治療の選択肢が限られることもあります。 一方、糖尿病の合併症につな...
スキルアップ スキルアップガイドライン検体検査医師執筆 インフルエンザ・ノロウイルス等の冬季感染症における循環器疾患患者さんの診療ポイント 2026年9月24日 冬になると、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症、RSウイルス感染症などの呼吸器感染症が増加します。また、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎も流行しやすく、嘔吐や下痢による脱水に注意が必要な季節です。 高血圧、狭心症、心筋梗塞、心不全、不整脈などの循環器疾患をもつ患者さんでは、こうした感染症が基礎疾患を悪化させる「...
スキルアップ スキルアップガイドライン検体検査医師執筆 糖尿病患者さんのマネジメント|専門医でなくても実施したい院内検査とOGTT 2026年9月16日 厚生労働省の調査では、国内で「糖尿病が強く疑われる者」は約1,100万人と推計されています。一方、糖尿病専門医の医師数は十分ではなく、すべての糖尿病のある人を専門医だけで診療することは現実的ではありません。 そのため、糖尿病を専門としない医師も日常診療のなかで糖尿病診療を担い、必要に応じて専門医と連携していくことが重要...
医院運営 医院運営医院経営ガイドライン病診連携 他院から診療情報提供書(紹介状)を依頼されたら診療報酬を算定できる? 2026年9月9日 近隣のクリニックや病院から「診療情報提供書を書いてほしい」「返書をお願いしたい」と依頼されたとき、依頼を受けた側の医療機関が診療情報提供料を算定できるのかは、現場で迷いやすいポイントです。 結論としては、「他院から依頼された」という事実だけで、依頼された側が診療情報提供料(Ⅰ)や(Ⅱ)を算定できるわけではありません。 ...
スキルアップ スキルアップガイドライン検体検査医師執筆 治療ガイドライン2025から考察|高血圧の処方はどう選ぶべき? 2026年8月31日 高血圧は、日常診療でもっとも頻繁に遭遇する慢性疾患のひとつです。脳卒中、心不全、虚血性心疾患、慢性腎臓病(CKD)など多くの疾患のリスクとなるため、適切な血圧管理は患者さんの予後を大きく左右します。 一方で、実臨床では「とりあえずアムロジピン」「前医からの処方を継続」といった“Do処方”になりやすい領域でもあります。 ...
医院運営 医院運営医院経営トラブル対策ガイドライン 医療情報システム安全管理ガイドライン第7.0版|クリニックが確認すべき項目とは 2026年8月6日 医療情報システムを取り巻く環境は、この数年で大きく変化しました。電子カルテやレセコン、予約システム、クラウドサービスなど、クリニックでは医療情報システムを日常的に利用しています。 一方で、ランサムウェアや不正アクセス、委託先管理の不備、バックアップ不足など診療停止のリスクも高まっています。 そこで本記事では、2026年...
コミュニケーション コミュニケーショントラブル対策接遇ガイドライン 2026年10月カスハラ対策義務化に備える|クリニックのペイシェントハラスメント対策 2026年7月29日 近年、飲食業や宿泊業、小売業などで暴言や暴行、長時間の居座り、過度な謝罪要求、無許可のSNS投稿、スタッフの人格攻撃といった、いわゆる「カスタマーハラスメント」が深刻化しています。 社会的に大きな問題となっている現状から、2026年10月より各事業主に対して、カスタマーハラスメントの対策が義務化されます。 医療機関でも...
医院運営 医院運営医院経営ガイドライン税理士法人監修 『2026年度診療報酬改定』生活習慣病管理料と充実管理加算で変わるクリニック経営【税理士法人監修】 2026年6月19日 2026年度(令和8年度)診療報酬改定は、これまでの仕組み「要件を満たせば算定できる評価」から、「診療の質で評価される仕組み」へと大きく変わりました。 特に内科クリニックにとって重要なのが、「生活習慣病管理料」と「充実管理加算」です。 今回の改定は一言でいうと、「検査を行い、データで管理し、結果を出しているか」が問われ...
スキルアップ スキルアップガイドライン検体検査医師執筆 「高血圧治療ガイドライン 2025」に基づく処方のポイント 2026年6月4日 日本の成人において最も有病率が高い高血圧ですが、適切にコントロールされているのはわずか3割で、一筋縄ではいきません。 特に、自覚症状のない患者さんに潜む「夜間高血圧」や「仮面高血圧」によるサイレントな臓器障害を、いかに早期にスクリーニングし、予後悪化の芽を摘むかが臨床の最前線で問われています。 また、これまでの「単剤を...
スキルアップ スキルアップガイドライン検体検査医師執筆 「高血圧治療ガイドライン2025」から読み解く初診時の鑑別診断 2026年6月2日 高血圧は、日本の成人においてもっとも有病率の高い疾患であり、患者さんの数は約4,300万人に達すると推計されています。 しかし、そのうち治療によって血圧が適切にコントロールされているのは全体のわずか約3割(約1,200万人)にとどまっています。残り約7割は以下の理由でコントロール不良です。 治療中であるもののコントロー...