スキルアップ スキルアップガイドライン検体検査医師執筆 健診でALT・γ-GTP高値を指摘されたら|脂肪肝・飲酒・肝炎をどう鑑別するか 2026年10月21日 健診で「ALTとγ-GTPが高い」と指摘されて受診する患者さんでは、脂肪肝や飲酒などの生活習慣が原因となっていることが多くあります。一方、薬剤やウイルスなどの他の原因が隠れていることもあります。 しかし、かかりつけ医がすべての原因を調べる必要はないと考えています。大切なことは、自院で経過をみてよい患者さんと専門医へ紹介...
スキルアップ スキルアップガイドライン検体検査医師執筆 糖尿病患者さんの診療で確認したい合併症リスク(神経障害・網膜症・腎症など)とは 2026年10月13日 ※当ブログ記事は神谷英紀先生の執筆・監修ではございません。 糖尿病の診療では、血糖値やHbA1cの評価に加えて、合併症である神経障害、網膜症、腎症などの有無や進行リスクも定期的に評価する必要があります。どれも初期は症状が乏しく、患者さんが気づいた時点では治療の選択肢が限られることもあります。 一方、糖尿病の合併症につな...
スキルアップ スキルアップ監修記事病診連携 自覚症状がなくても心房細動(AF)を疑うべき兆候|健診・日常診療で見逃さないポイント【オムロン ヘルスケア監修】 2026年10月7日 <関連製品>心電計付き上腕式血圧計 HCR-7800T心電記録器 Heartnote®「動悸がないので、心房細動(AF)ではなさそう」とは言い切れません。AFは無症状のまま存在することがあり、発作性の場合は、診察時の心電図で異常が見つからないこともあります。だからこそ、症状だけで判断せず、脈の不規則さや健診結果、患者さ...
スキルアップ スキルアップガイドライン検体検査医師執筆 インフルエンザ・ノロウイルス等の冬季感染症における循環器疾患患者さんの診療ポイント 2026年9月24日 冬になると、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症、RSウイルス感染症などの呼吸器感染症が増加します。また、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎も流行しやすく、嘔吐や下痢による脱水に注意が必要な季節です。 高血圧、狭心症、心筋梗塞、心不全、不整脈などの循環器疾患をもつ患者さんでは、こうした感染症が基礎疾患を悪化させる「...
スキルアップ スキルアップガイドライン検体検査医師執筆 糖尿病患者さんのマネジメント|専門医でなくても実施したい院内検査とOGTT 2026年9月16日 厚生労働省の調査では、国内で「糖尿病が強く疑われる者」は約1,100万人と推計されています。一方、糖尿病専門医の医師数は十分ではなく、すべての糖尿病のある人を専門医だけで診療することは現実的ではありません。 そのため、糖尿病を専門としない医師も日常診療のなかで糖尿病診療を担い、必要に応じて専門医と連携していくことが重要...
スキルアップ スキルアップガイドライン検体検査医師執筆 治療ガイドライン2025から考察|高血圧の処方はどう選ぶべき? 2026年8月31日 高血圧は、日常診療でもっとも頻繁に遭遇する慢性疾患のひとつです。脳卒中、心不全、虚血性心疾患、慢性腎臓病(CKD)など多くの疾患のリスクとなるため、適切な血圧管理は患者さんの予後を大きく左右します。 一方で、実臨床では「とりあえずアムロジピン」「前医からの処方を継続」といった“Do処方”になりやすい領域でもあります。 ...
スキルアップ スキルアップ検体検査医師執筆 残暑期に増える睡眠障害を見逃さない|循環器リスクとの関係 2026年8月25日 睡眠障害があると、夜間血圧が乱れたり、自律神経のバランスが崩れたりします。また、高血圧や不整脈などの循環器リスクを高めることも少なくありません。さらに、睡眠時無呼吸症候群(SAS)など夜間高血圧に関連する疾患が隠れているかもしれません。 だからこそ、クリニックの診療では睡眠の状態を簡単にスクリーニングし、気になるサイン...
スキルアップ スキルアップ監修記事病診連携 高血圧外来で心房細動(AF)を見逃さない:60歳以上での拾い上げ【オムロン ヘルスケア監修】 2026年8月24日 高血圧患者さんを診療する一般内科・クリニックでは、心房細動(AF:Atrial Fibrillation)をいかに早く拾い上げるかが重要です。 心房細動は加齢とともに有病率が上昇し、脳卒中や心不全の重要なリスク因子となります。また、高血圧は心房細動の発症リスクを高めるだけでなく、脳梗塞や心不全の発症・増悪にも深く関与し...
スキルアップ スキルアップ検体検査医師執筆 夏の"発熱+消化器症状"で注意したい細菌性食中毒と感染症 2026年8月7日 夏になると、発熱に嘔吐・下痢・腹痛を伴う患者さんが外来に増えます。多くは自然軽快する感染性腸炎ですが、なかにはO157など、重篤化し得る感染症の可能性があります。加えて腹部症状が強くない場合には、熱中症や脱水症との鑑別も問題になります。 そこで今回は、夏の食中毒を見逃さないための問診・検査の見方を整理しました。 もくじ...
スキルアップ スキルアップ検体検査監修記事 尿タンパク”陽性”をどう読む?CKDを見逃さない!クリニック外来における腎機能スクリーニング 2026年7月31日 CKD(慢性腎臓病)は自覚症状に乏しく、気づいた時には腎機能低下がかなり進んでいることも少なくありません。そのため、健診や外来で偶然見つかる「尿タンパク”陽性”」をどう評価し、どのタイミングでCKDを疑い、追加検査や経過観察につなげるかは非常に重要です。 特にクリニック外来では、健診異常の再評価、高血圧や糖尿病の定期フ...