効果倍増!新人さんに対する自己紹介のコツ

クリニックにとって、新人スタッフの定着は
非常に重要な課題です。
医療従事者は勤務先の選択肢が多く、
働きにくさを感じたら簡単に
辞めてしまうかもしれません。

退職を防ぐために勤務内容や待遇、
福利厚生の改善に力を入れている方も
多いのではないでしょうか?

今回は新人スタッフの定着につながる
ちょっと変わった方法をご紹介します。

新人さんが抱えるストレス「誰に何をどう聞けばいいか分からない」

新人さんが初めての勤務において
まず直面する問題は、既存スタッフの
顔と名前を覚えることが難しいということかもしれません。

パートスタッフが多い現場では、
時間や曜日によってスタッフが異なります。
さらに、分からないことや相談があるとき、
誰に何を相談すべきか、を判断することも非常に大変です。

そのため、ちょっとした質問でも
「誰に何を聞けばいいか分からない…」
というのは新人さんにとって大きなストレスになります。

次に問題になるのが、「どうやって聞くか」です。
相談相手となる既存スタッフの
タイミングや特性に合わせて
何をどう言うかを考えるためには、
既存スタッフを知る必要があります。
しかし、手探りで関係を構築するには時間もかかります。

もちろん既存スタッフは
「新人なのだからわからないのは当然!
何でも気軽に聞いてね」と思っているでしょう。
しかし診療中にそれぞれの業務をしながらの対応になります。
「業務の邪魔にならないようにしたい」
と新人さんは考えるため、その気遣いで
疲れてしまい、ストレスを感じるかもしれません。

丁寧&おもしろい自己紹介で人間関係がスムーズに

そこで活用するのが自己紹介です。
新人さんに自己紹介するとき、
「事務の◯◯です。よろしくお願いします。」
と簡潔に済ませていないでしょうか?

確かに業務内容と名前は分かります。
しかしこれだけでは、新人さんは安心できません。
以下のことを付け加えることで、
新人さんは何となくその人のことを
掴むことができるでしょう。
また、この先のコミュニケーションの
手がかりとなり、関わりがより円滑になります。

  • 業務内容、勤務日や時間、勤務年数
  • 自分ができること、できないこと
  • 業務で得意なこと、苦手なこと
  • プライベートの具体的なエピソードなど

自己紹介の具体例

例➀ 主婦で看護師さんの場合
「私は看護師の◯◯です。
2年ほど前から、火曜日と木曜日に勤務しています。
診療に関することは大体理解しています。
業者さんとのやりとりや物品の発注は
主任さんがしているのでよく分かっていません。

患者さんと話すのが大好きです。
忙しいと無駄な動きが多くなっちゃうので、
もっと落ち着いて行動できるように
なりたいな…と思っています。

4歳と8歳の子どもが2人います。
家ではズボラ母さんやっています。
急にお休みをすることがありますが
よろしくお願いします。」

例② 勤務歴の長い事務スタッフの場合
「私は事務の◯◯です。
もうかなり長いことお世話になっています。
どんなことでも聞いてください。
定期的にいらっしゃる患者さんの特徴も
把握できていると思いますよ。

集中すると表情が固くなってしまいますが、
怒っているわけではないので…気にしないでください。
あとこう見えて、結構色んなことを
気にしないタイプなんです。
あの時のことまだ怒ってるかな…みたいな
心配はしなくて大丈夫ですよ。

家には柴犬の「おもちちゃん」という子がいます。
一緒に寝るのが日課で、
疲れを癒してもらっています。」

既存スタッフにも効果あり

自己紹介を考えるということは、
自分を見つめることにつながります。
普段はあまり気にしていなかった、
クリニックにおける自分という存在を
再認識する機会となるでしょう。

得意なことはより伸ばそう、
苦手なことは改善するよう努力しよう
と思えるかもしれません。
それを言葉にして相手に説明することで、
自己に対する認識がさらに強まります。

他のスタッフの自己紹介を聞き、
スタッフ同士の理解が深まることも期待できます。
「新人さんのおかげで気づけた!」という
気持ちになれれば、新人さんへの対応も変わるでしょう。

まとめ

新人さんが働きやすくなるために、
既存スタッフの理解を深めてもらいましょう。

丁寧でおもしろい自己紹介は
新人さんだけでなく他のスタッフにも
良い影響を及ぼします。

新人スタッフの定着のためにも、
コストがかからず、簡単にできる方法を
試してみてはいかがでしょうか?

看護師 M.K.

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