ナースウェアで働きやすさUP!看護師が重視する機能とデザイン

ナースウェアは、どんなものにするか
新規開院の際などに悩むことが多いと思います。

パンツスタイルが定番ですが、
素材やデザイン、カラーなど
どのように選んだらいいのでしょうか?

実際に着用する看護師の意見を元に、
看護師が求めるナースウェアについて解説します

看護師が重視するナースウェアの機能は3つ!

看護師のナースウェアは、勤務中の快適性や
作業効率を左右するアイテムです。

院内を動き続け、さまざまな医療行為を
行う看護師にとって、快適なナースウェアは
福利厚生の重要ポイントの1つと言えます。

看護師が重視する、ナースウェアの機能を3つご紹介します。

1.動きやすさ

「動きやすさ」は、看護師が
ナースウェアに求める最も重要な機能です。

看護師は、患者さんの状態や場面に
応じた動きを瞬時にとる必要があります。
問診の際は患者さんと目線を合わせるために
膝を曲げたり、点滴の交換の際には、
腕を挙げた状態で維持する必要があったり、
転倒の危険がある患者さんを介助したりと、
その動きはさまざまです。

そのため、動きにくいナースウェアでは
動作に制限が生じ、作業効率の低下を
招くことになりかねません。

場合によっては、インシデントや医療事故に
つながる可能性もあります。

2.素材

ナースウェアの素材は、動きやすさや
乾きやすさ、透けにくさ、シワのなりにくさ
などに関わります。

例えば、綿100%のナースウェアなら
ストレッチ性がなく吸水性が高いため、
動きにくく汗なども乾きにくくなります。

さらに生地が薄いナースウェアであれば、
下着が透けやすくなり、シワもできやすくなります。

一方で、化学繊維 で作られたナースウェアは
ストレッチ性や吸水速乾性、防透け性、
防シワ性などの機能性に優れたものが多く、
これらの機能を持ったナースウェアは人気が高くなっています。

3.デザイン

以前のナースウェアと言えば、
ワンピースタイプが主流でしたが、
現在ではパンツタイプが基本となっています。

パンツタイプなら動きの制限が少なく、
ストッキングの着用の必要もありません。
また、上衣はボタンタイプよりもファスナータイプが好まれます。
ボタンタイプだと着脱に少し手間がかかり、
ボタン間隔によっては下着が見えやすくなります。
ファスナータイプであれば、すき間もなく着脱もスムーズです。

最近ではスクラブも人気ですが、
かがんだときに胸元が見えやすいのが難点という声もあります。

おすすめのナースウェアのタイプとカラー

動きやすさと素材・デザインの良さを
兼ね備えたおすすめのナースウェアが、
ストレッチ性や吸水速乾性、防透け性、
防シワ性などに優れた素材である、
化学繊維を使った、パンツタイプのナースウェアです。

また、ウエストを締め付けにくい、
ウエストゴムタイプがおすすめです。
上衣はファスナータイプやスクラブを選ぶと良いでしょう。

ナースウェアは元々「白衣」と呼ばれ、
白色がほとんどでしたが、現在では
患者さんへの配慮や色の心理的影響などから
白以外も選ばれています。

ピンクなどの淡い暖色系カラーや
ブルーやグリーンなどの寒色系カラー、
小児科ではキャラクターや花柄も人気です。

パンツだけ濃い目のカラーを選ぶのも、
下着が透けにくくおすすめです。

クリニックのイメージカラーや、
ロゴと同じカラーを選ぶのも統一感が出て
良いかもしれません。

採用ページにナースウェアの掲載を

採用ページにユニフォームを掲載するクリニックは少ないです。

しかし、応募する看護師としては
ぜひナースウェアは掲載して欲しい情報です。

自分が勤務している姿を想像しやすくなり、
応募に前向きになるかもしれません。

看護師のことを考えたナースウェア選びは、
スタッフを大事にする姿勢を伝えることにもつながります。

看護師の働きやすさを考えたナースウェアを
選んで、採用ページに掲載することで
応募者数のアップにも効果が期待できるかもしれません。

看護師 S.H

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