Blog 医院運営 医院運営創意工夫 ナースウェアで働きやすさUP!看護師が重視する機能とデザイン 2024年2月6日 2024年2月6日 Facebook post ナースウェアは、どんなものにするか新規開院の際などに悩むことが多いと思います。 パンツスタイルが定番ですが、素材やデザイン、カラーなどどのように選んだらいいのでしょうか? 実際に着用する看護師の意見を元に、看護師が求めるナースウェアについて解説します もくじ 看護師が重視するナースウェアの機能は3つ! おすすめのナースウェアのタイプとカラー 採用ページにナースウェアの掲載を 看護師が重視するナースウェアの機能は3つ! 看護師のナースウェアは、勤務中の快適性や作業効率を左右するアイテムです。 院内を動き続け、さまざまな医療行為を行う看護師にとって、快適なナースウェアは福利厚生の重要ポイントの1つと言えます。 看護師が重視する、ナースウェアの機能を3つご紹介します。 1.動きやすさ 「動きやすさ」は、看護師がナースウェアに求める最も重要な機能です。 看護師は、患者さんの状態や場面に応じた動きを瞬時にとる必要があります。問診の際は患者さんと目線を合わせるために膝を曲げたり、点滴の交換の際には、腕を挙げた状態で維持する必要があったり、転倒の危険がある患者さんを介助したりと、その動きはさまざまです。 そのため、動きにくいナースウェアでは動作に制限が生じ、作業効率の低下を招くことになりかねません。 場合によっては、インシデントや医療事故につながる可能性もあります。 2.素材 ナースウェアの素材は、動きやすさや乾きやすさ、透けにくさ、シワのなりにくさなどに関わります。 例えば、綿100%のナースウェアならストレッチ性がなく吸水性が高いため、動きにくく汗なども乾きにくくなります。 さらに生地が薄いナースウェアであれば、下着が透けやすくなり、シワもできやすくなります。 一方で、化学繊維 で作られたナースウェアはストレッチ性や吸水速乾性、防透け性、防シワ性などの機能性に優れたものが多く、これらの機能を持ったナースウェアは人気が高くなっています。 3.デザイン 以前のナースウェアと言えば、ワンピースタイプが主流でしたが、現在ではパンツタイプが基本となっています。 パンツタイプなら動きの制限が少なく、ストッキングの着用の必要もありません。また、上衣はボタンタイプよりもファスナータイプが好まれます。ボタンタイプだと着脱に少し手間がかかり、ボタン間隔によっては下着が見えやすくなります。ファスナータイプであれば、すき間もなく着脱もスムーズです。 最近ではスクラブも人気ですが、かがんだときに胸元が見えやすいのが難点という声もあります。 おすすめのナースウェアのタイプとカラー 動きやすさと素材・デザインの良さを兼ね備えたおすすめのナースウェアが、ストレッチ性や吸水速乾性、防透け性、防シワ性などに優れた素材である、化学繊維を使った、パンツタイプのナースウェアです。 また、ウエストを締め付けにくい、ウエストゴムタイプがおすすめです。上衣はファスナータイプやスクラブを選ぶと良いでしょう。 ナースウェアは元々「白衣」と呼ばれ、白色がほとんどでしたが、現在では患者さんへの配慮や色の心理的影響などから白以外も選ばれています。 ピンクなどの淡い暖色系カラーやブルーやグリーンなどの寒色系カラー、小児科ではキャラクターや花柄も人気です。 パンツだけ濃い目のカラーを選ぶのも、下着が透けにくくおすすめです。 クリニックのイメージカラーや、ロゴと同じカラーを選ぶのも統一感が出て良いかもしれません。 採用ページにナースウェアの掲載を 採用ページにユニフォームを掲載するクリニックは少ないです。 しかし、応募する看護師としてはぜひナースウェアは掲載して欲しい情報です。 自分が勤務している姿を想像しやすくなり、応募に前向きになるかもしれません。 看護師のことを考えたナースウェア選びは、スタッフを大事にする姿勢を伝えることにもつながります。 看護師の働きやすさを考えたナースウェアを選んで、採用ページに掲載することで応募者数のアップにも効果が期待できるかもしれません。 看護師 S.H ☆関連記事☆ お気に入りの制服でモチベーションアップ!小さなクリニックでもできる福利厚生とは? 応募率アップ!子育てナースを応援する福利厚生 Facebook post
スキルアップ クリニックブログをうまく活用!メリットと注意ポイントとは? クリニックのホームページにブログページはありますか? ブログは定期的に記事を更新することで、大きな効果を生みます。しかし、運用方法によっては...
医院運営 体現できていますか?クリニックの経営理念 -日々の業務で実践するコツとは- 先生がクリニックを開設するとき、掲げた理念。 クリニックがどうあるべきか、何を大切にし、どのように実現したいのか。 時間をかけて熟慮されたこ...
医院運営 雇用トラブル対策!押さえておきたい重要なポイント3つ 開業して最も戸惑うことといえば、勤務医の時代には縁のなかった人事労務管理です。 特に、懲戒解雇を含めた解雇については、対応を一歩誤ると訴訟ト...
コミュニケーション 『かかりつけにしたくない!』そう思われないために気を付けること クリニック経営において、かかりつけ医として患者さんから認識されることは大切なことです。患者さんがかかりつけ医を選ぶ基準は、どんな内容なのでし...
医院運営 クリニックのWebサイトはスマホにも対応してますか? クリニックを運営する中で、Webサイトを活用している方も多いのではないでしょうか。 患者さんも近くのクリニックをネットで調べて、受診される方...
医院運営 メンタルヘルスケアしていますか?スタッフが安心して働くためにできること 医療従事者は、精神疾患の予備軍が潜在的に多いとされ、そのおよそ5%の人に、うつ病や不安障害などの傾向があると言われています。 さらに近年では...
医院運営 看護師が足りない!コストはかけれない!求人はどう出せばいい? 看護師不足に悩むクリニックは少なくありません。立て続けの退職や休職によって、急に看護師の補充が必要な場合もあります。看護師をすぐに雇いたいと...