競合クリニックとの差別化を図る!内科開業医が連携したい職種4選

集患対策として「近隣のクリニックと
差別化できるポイントが欲しい」と
考えたことはありませんか?

自院のサービスに独自性を持たせ、
差別化のポイントとするためには、
さまざまな職種と連携しながら、
患者さんの多様なニーズに応えていくことも
1つの方法です。

この記事では、サービスの幅を広げるために、
主に内科開業医が連携したい
4つの職種についてご紹介します。

開業医にとって多職種連携の利点とは

開業医がさまざまな職種と連携することは、
自院と患者さんの双方に
さまざまなメリットをもたらします。

今回は3つのメリットをご紹介します。

1. 治療やケアの質が高まる

多職種がそれぞれの専門性を活かしながら
患者さんに関わることで、
より質が高くニーズにあった医療やサービスを提供できます。

また、困ったときに専門家に
相談できる環境が整っていると、
患者さんやご家族の安心感も高まるでしょう。

2. スキルアップにつながる

ご自身とは異なる職種と関わることにより、
知識の幅や視野が広がることが期待できます。

また、クリニックのスタッフにとっても
良い刺激となり、モチベーションアップに
つながるかもしれません。

3. 助け合える仲間ができる

日頃からさまざまな職種と連携して
信頼関係を築いておくと、
いざというときに助け合える仲間ができます。

専門外の事例に出会ったとき、
相談できる相手がいるのは心強いでしょう。

内科開業医が連携したい職種4選

ここでは、主に内科を標榜するクリニックで
雇用されていることが多い、
4つの職種についてご紹介します。

1. 管理栄養士

生活習慣病の患者さんに対して
「継続的に栄養指導ができれば良いのに」
と感じたことはありませんか?

クリニックで働く管理栄養士は、
栄養指導を必要とする患者さんが多い
糖尿病内科や、循環器内科などの場所で活躍しています。

管理栄養士を自院で雇用すれば、
他施設まで栄養指導を受けに行くという
ハードルがなくなり、患者さんの負担軽減に
つながるかもしれません。

2. 理学療法士

内科クリニックで働く理学療法士は、
循環器疾患の患者さんへの
心臓リハビリテーションや、
生活習慣病の患者さんへの
運動指導などを担当しています。

患者さんの状態に合わせて
リハビリや運動指導をタイムリーに
行うことができるため、
患者さんの満足度も高まるでしょう。

3. 臨床心理士

精神面のフォローが必要な患者さん
(小児患者さん、がん患者さんなど)が
通院するクリニックで活躍しているのが臨床心理士です。

「限られた診療時間内で
メンタルフォローまで行うのは難しい」
といった場合には、臨床心理士による
カウンセリング枠を設けるのも1つの方法です。

4. アロマセラピスト

アロマセラピーは、
患者さんのメンタルケアや
リラクゼーションなどに役立ち、
近年多くの医療施設や
介護福祉施設などで導入されています。

  • 西洋医学だけでは症状を緩和しきれない
  • 慢性疼痛がある
  • 不眠/不安がある

といった症状に悩む患者さんのために、
アロマトリートメントやワークショップを
実施しているクリニックもあります。

人件費が不安なら雇用の方法に一工夫

さまざまな職種と連携するにあたり、
気掛かりなのは人件費が嵩むことです。

常勤での新たなスタッフ雇用が難しい場合、
扶養範囲内で働きたい人や、
複業や副業をしたい人などをターゲットに、
パートやアルバイトの求人を出してみましょう。

「栄養士と医療事務」
「看護師とアロマセラピスト」など、
2つの職種を掛け持ちしてもらうという方法もあります。

自院のスタッフとして雇用できない場合は、
他施設との連携を検討してみましょう。

  • 栄養ケア・ステーションから管理栄養士を派遣してもらう
  • 近隣で開業しているアロマセラピストに出張施術を依頼する

といった方法が可能かもしれません。

このように、集患に悩んだら、
多職種連携による新サービスの可能性を
考えてみてはいかがでしょうか。

看護師 K.Y

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