Blog 医院運営 医院運営新規開業 医師夫婦なら一度は考える?一緒に開業するメリット・デメリット 2023年1月31日 2023年2月2日 Facebook post 近年の女性医師を対象とした調査では、「パートナーは医師である」と回答した割合が半数を超えています。 忙しい医師同士だからこそ、お互いのワークライフバランスを考えて「夫婦で一緒に開業したい」と考えることがあるでしょう。 今回は、医師夫婦が一緒に開業するメリットとデメリットについて説明します。 もくじ 約半数の女性医師はワークライフバランスに悩んでいる 夫婦で一緒に開業するメリット ・開業にかかるコストを抑えられる ・休診になるリスクが低い ・ワークライフバランスがとりやすい ・患者さんの負担を減らせる ・防犯やハラスメント対策になる 夫婦で一緒に開業するデメリット ・待合室や駐車場が足りなくなる ・人件費がかかる ・立地のよいテナントや土地を選びにくい ・一緒に過ごす時間が長くストレスになる場合がある 夫婦で開業するなら十分な話し合いと事前準備を 約半数の女性医師はワークライフバランスに悩んでいる 日本における女性医師の割合は、医師全体の2割程度であり、年々増加傾向にあります。 しかし、千葉県医師会男女共同参画推進委員会が女性医師を対象に実施したアンケート調査によれば、全回答者656人のうち約5割の人が「ワークライフバランスがとれていない・とれているかわからない」と回答しています。 【参考情報】「男女共同参画についての女性医師の意識調査報告書」千葉県医師会男女共同参画推進委員会 P.12Ⅲワークライフバランスについてhttps://www.chiba.med.or.jp/personnel/download/151224.pdf 女性医師が子育てしながら勤務医として仕事を続けていくためには、家族や職場のサポート、時間外勤務や当直の免除といった配慮が必要です。 無床診療所であれば当直や休日出勤がなく、勤務医に比べて労働時間を短縮できる可能性があります。 また、夫婦で開業すれば、家庭の事情にあわせた働き方ができるため、お互いが理想とするワークライフバランスを実現しやすくなるでしょう。 夫婦で一緒に開業するメリット 夫婦で開業すると、下記のようにさまざまなメリットを得られる可能性があります。 ・開業にかかるコストを抑えられる 夫婦別々に開業するよりも、テナント代や医療機器のリース代などが安く抑えられる場合があります ・休診になるリスクが低い 夫婦で同じ診療科の場合には、どちらか一人が欠勤する場合でも休診にする必要がありません。 また、病気や出産といった理由でどちらか一人が長期休業する場合でも、スタッフを休職させたり解雇したりしなくて済むでしょう。 ・ワークライフバランスがとりやすい 勤務時間や勤務日数を自分たちで決められるため、子どもの学校行事や習い事の送迎、親の介護など、家庭の状況にあわせた勤務調整がしやすくなります。 ・患者さんの負担を減らせる 夫婦別々の診療科であれば、患者さんは二つの診療科を同時に受診できます。 また、夫婦で同じ診療科であれば、医師一名体制のクリニックよりも診療にかかる時間を短縮できるため、患者さんや家族の負担軽減につながるでしょう。 ・防犯やハラスメント対策になる 患者さんからの暴言や暴力行為に関連する要因として、「被害者が女性である」ということが挙げられます。 男性医師の存在は、院内暴力の抑止につながり、防犯面でも有利に働くでしょう。 夫婦で一緒に開業するデメリット 一方で、夫婦が一緒に開業する場合には、下記のようなデメリットが考えられます。 ・待合室や駐車場が足りなくなる クリニックの広さによっては、来院者数に対して待合室が狭くなったり、駐車場が足りなくなったりする可能性があります。 また、夫婦のどちらかが小児科で開業する場合には、「子どもの声がうるさい、走り回って危ない」といったクレームが発生するかもしれません。 「診察予約システムを導入して院内外での待ち時間を減らす」「キッズスペースを設けて大人と子どもの待合いスペースを区切る」といった工夫が必要になるでしょう。 ・人件費がかかる 医師二名体制のクリニックでは、来院者数が多くなることが予測されます。 スタッフ不足によるインシデントやクレームを防ぐためにも、余裕をもった人員配置が必要です。 ・立地のよいテナントや土地を選びにくい 夫婦が一緒に開業するためには、広めのテナントや土地を探す必要があるでしょう。 地域によっては、立地のよい場所を選びにくい可能性があります。 ・一緒に過ごす時間が長くストレスになる場合がある 夫婦で同じ職場で働いていると、一緒に過ごす時間が長くなるため、ストレスを感じてしまう人がいるでしょう。 「昼食は別々にとる」「休憩スペースを分ける」といった工夫が必要になるかもしれません。 夫婦で開業するなら十分な話し合いと事前準備を 医師夫婦が一緒に開業すると、お互いのワークライフバランスを尊重した働き方を実現しやすくなります。 一方で、経営や診療に対する意見の食い違いによって、トラブルが起こる可能性もあるでしょう。 メリットとデメリットを理解したうえで、お互いのライフプランやキャリアプランをもとに「夫婦での開業が自分たちに適しているのか」について十分検討することが大切です。 一緒に開業するか悩む場合には、夫婦で開業している先輩医師に話を聞いたり、医師会の開業相談に足を運んだりするのもよいでしょう。 Facebook post
コミュニケーション 業務効率と満足度を向上させる「スタッフの理想の働き方」とは? スタッフひとりひとりが持ちうる力を全て出し切れたら、理想のチームに近づきます。 理想のチームのために、「スタッフが常に動いているような環境」...
コミュニケーション 患者さんが誤った医療情報に影響されたら?取るべき5つの対処法 インターネットやSNSの普及により、 医療情報は簡単に手に入るようになりました。 しかし、その一方で 誤った情報も多く流通しています。 この...
コミュニケーション クリニックの人間関係をスムーズにするポイント5つ クリニックを経営するにあたり、最も問題となるのがスタッフとの人間関係です。 あなたとスタッフの関係はもちろんのこと、スタッフ間の対立も見逃せ...
スキルアップ モンスターペイシェントに遭遇したら?事例から学ぶ効果的な対処法 近年カスタマー・ハラスメントが 社会問題となっており、厚生労働省は 企業向けマニュアルを作成するなどの 対策に乗り出しています。 医療機関も...
医院運営 業務効率化の新たな一手に!クリニックで臨床検査技師を採用するメリット クリニックの業務は多岐に渡るため、 クリニック運営における「業務効率化」は、 必須の課題といえるでしょう。 最近では、業務効率化や収益増加を...
医院運営 競合クリニックとの差別化を図る!内科開業医が連携したい職種4選 集患対策として「近隣のクリニックと 差別化できるポイントが欲しい」と 考えたことはありませんか? 自院のサービスに独自性を持たせ、 差別化の...
医院運営 この時期に必須! 花粉対策で患者さんの満足度アップへ 花粉が飛散する春。花粉症に苦しむ人は多いことでしょう。 院内の花粉対策は、患者さんの健康と快適な診療環境を確保するために、非常に重要です。 ...