クリニックの設備で欠かせないのが、
トイレです。
来院される患者さんや家族はもちろん、
医師やスタッフも毎日使う設備です。
トイレの使いやすさは、患者さんや
その家族の満足度アップに繋がり、
掃除のしやすさはスタッフの士気に関わることも！
患者さんやスタッフの満足度が
アップする、おすすめのトイレ設備を
ご紹介します。
汚れや飛び散り防止ができる最新のトイレ
トイレをもし改修する予定があれば、
ぜひ検討したいのが自動で便器を
洗浄してくれるトイレです。
トイレ掃除がスタッフの仕事に
なっているクリニックも少なくないでしょう。
しかし、スタッフにとって毎日の
トイレ掃除が負担になっている場合も。
床に飛び散った尿をふき取ったり、
便器に付いた便をこすったりと、
決して気持ちのいい作業とは言えません。
そんなトイレ掃除の大変さを
軽減してくれるのが、自動泡コート機能の
ついたトイレです。
便器内に泡を噴射し、尿の飛び跳ねや、
汚れのこびりつきを抑えてくれます。
きっと、掃除を担当するスタッフの
負担も軽減してくれることでしょう。
清潔な状態にトイレを保てれば、
患者さんの満足度も上がります。
ちょっとした台があると助かる！
検尿をする場合、トイレで困るのが
検尿コップの置き場所です。
ミニカウンターや、トイレホルダーの上に
小物置きが付いていると、
検尿コップなどを置けて便利です。
検尿コップを落としたり、
倒したりする危険も少なくなるので、
思わぬ掃除の手間を防ぐことにつながります。
トイレは男女別がいい！
男女別のトイレが増えていますが、
男女共用のままのクリニックも
あることでしょう。
男女別のトイレにすることで、
プライバシーの面や防犯面の問題、
便座の上げ下げ問題
（洋式トイレで男性が用を足した後、
便座を上げたままにして、
後の人が困るという問題）
が起こらないという利点があります。
ベビーチェアの位置に要注意！
トイレの個室内にベビーチェアを
導入すると、ママ・パパから喜ばれます。
しかし、位置によっては大変なことに。
トイレのドアのすぐ近くにベビーチェアを
設置すると、子どもが鍵をあけてしまう
可能性があります。
また、トイレの緊急呼び出しボタンが
近い場合、押し間違いの原因になることも。
ドアの鍵や呼び出しボタンなどが
子どもの手の届かない位置に来るよう、
ベビーチェアを設置しましょう。
あったら嬉しい！親子トイレ
通常の洋式トイレだけでなく、
子ども用のトイレがあったら、親子で
来院している患者さんに非常に喜ばれます。
幼児が通常サイズのトイレを使うとき、
ママ・パパがからだを持ち上げ、
トイレ中はおしりが便器内に
落ちないように支える必要があり、
狭いトイレではなかなかの重労働です。
子どもにとっても、落ちそうなトイレよりも、
自分に合ったサイズのトイレのほうが
安心ですね。
小児科には必須！おむつ替えシート
おむつ替えシートがトイレにあると、
乳幼児連れの患者さんはとても助かります。
プライバシーを保て、手がすぐ洗え、
交換したおむつもすぐ捨てられるので、
落ち着いてオムツ交換ができます。
トイレがキレイで使いやすいと評判のクリニックに
トイレがキレイだと、衛生面の管理が
できているクリニックとして
良いイメージが定着することが期待できます。
さらに使いやすいトイレだと、
患者のことを考えてくれている
クリニックとしてイメージアップに
つながるでしょう。
キレイなトイレを維持するには、
スタッフの協力が不可欠ですので、
少しでも掃除が楽なトイレを
選択・改修することをおすすめします。
看護師 S.H.
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