スキルアップ スキルアップガイドライン検体検査医師執筆 糖尿病患者さんのマネジメント|専門医でなくても実施したい院内検査とOGTT 2026年9月16日 厚生労働省の調査では、国内で「糖尿病が強く疑われる者」は約1,100万人と推計されています。一方、糖尿病専門医の医師数は十分ではなく、すべての糖尿病のある人を専門医だけで診療することは現実的ではありません。 そのため、糖尿病を専門としない医師も日常診療のなかで糖尿病診療を担い、必要に応じて専門医と連携していくことが重要...
スキルアップ スキルアップガイドライン検体検査医師執筆 治療ガイドライン2025から考察|高血圧の処方はどう選ぶべき? 2026年8月31日 高血圧は、日常診療でもっとも頻繁に遭遇する慢性疾患のひとつです。脳卒中、心不全、虚血性心疾患、慢性腎臓病(CKD)など多くの疾患のリスクとなるため、適切な血圧管理は患者さんの予後を大きく左右します。 一方で、実臨床では「とりあえずアムロジピン」「前医からの処方を継続」といった“Do処方”になりやすい領域でもあります。 ...
スキルアップ スキルアップ検体検査医師執筆 残暑期に増える睡眠障害を見逃さない|循環器リスクとの関係 2026年8月25日 睡眠障害があると、夜間血圧が乱れたり、自律神経のバランスが崩れたりします。また、高血圧や不整脈などの循環器リスクを高めることも少なくありません。さらに、睡眠時無呼吸症候群(SAS)など夜間高血圧に関連する疾患が隠れているかもしれません。 だからこそ、クリニックの診療では睡眠の状態を簡単にスクリーニングし、気になるサイン...
スキルアップ スキルアップ監修記事病診連携 高血圧外来で心房細動(AF)を見逃さない:60歳以上での拾い上げ【オムロン ヘルスケア監修】 2026年8月24日 高血圧患者さんを診療する一般内科・クリニックでは、心房細動(AF:Atrial Fibrillation)をいかに早く拾い上げるかが重要です。 心房細動は加齢とともに有病率が上昇し、脳卒中や心不全の重要なリスク因子となります。また、高血圧は心房細動の発症リスクを高めるだけでなく、脳梗塞や心不全の発症・増悪にも深く関与し...
スキルアップ スキルアップ検体検査医師執筆 夏の"発熱+消化器症状"で注意したい細菌性食中毒と感染症 2026年8月7日 夏になると、発熱に嘔吐・下痢・腹痛を伴う患者さんが外来に増えます。多くは自然軽快する感染性腸炎ですが、なかにはO157など、重篤化し得る感染症の可能性があります。加えて腹部症状が強くない場合には、熱中症や脱水症との鑑別も問題になります。 そこで今回は、夏の食中毒を見逃さないための問診・検査の見方を整理しました。 もくじ...
スキルアップ スキルアップ検体検査監修記事 尿タンパク”陽性”をどう読む?CKDを見逃さない!クリニック外来における腎機能スクリーニング 2026年7月31日 CKD(慢性腎臓病)は自覚症状に乏しく、気づいた時には腎機能低下がかなり進んでいることも少なくありません。そのため、健診や外来で偶然見つかる「尿タンパク”陽性”」をどう評価し、どのタイミングでCKDを疑い、追加検査や経過観察につなげるかは非常に重要です。 特にクリニック外来では、健診異常の再評価、高血圧や糖尿病の定期フ...
スキルアップ スキルアップ検体検査医師執筆 開業医が知っておきたい|AST/ALTの軽度上昇における診療ポイント 2026年7月24日 健診や一般外来で頻繁に遭遇するAST/ALT※の軽度上昇。※AST:アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(GOT) ALT:アラニンアミノトランスフェラーゼ(GPT) アルコールの過剰摂取や食べ過ぎなどで上昇することもあるため、意外と見落とされるかもしれませんが、そこには、肝疾患・肝外疾患が潜んでいるかもしれません。...
スキルアップ スキルアップ検体検査医師執筆 低Na血症の鑑別:“よくある異常値”に潜む危険疾患と注意したい夏の脱水 2026年7月21日 高齢者の外来でよく見られる低ナトリウム血症(低Na血症)は、軽度なものであれば、まずは経過観察をすることが多いのではないでしょうか。 しかしその背景には、副腎不全や抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)などの危険疾患、薬剤性低Na血症、そして夏場の脱水が潜んでいることがあります。これは、高齢者に限った話ではなく、...
スキルアップ スキルアップ検体検査監修記事 HbA1cと血糖値が乖離したら - 変異ヘモグロビンを疑うポイント 2026年6月26日 HbA1cは中長期的な血糖状態をみるには有用な指標ですが、血糖を直接測定しているわけではないため、実際の血糖値と乖離することがあります。この乖離の背景には、さまざまな要因がありますが、見落としてはいけない原因のひとつが、変異ヘモグロビンです。 本記事では、HbA1cと血糖値が乖離したときに確認すべき点や変異ヘモグロビン...
スキルアップ スキルアップ検体検査医師執筆病診連携 クリニックで実施したい「動悸」の鑑別診療とは? 2026年6月16日 動悸は、循環器内科だけでなく、一般内科の外来診療においても非常に多く遭遇する症状のひとつです。 患者さんは「心臓が止まるのではないか」といった不安を抱えて受診されることが多いです。 そのため医師は、その動悸が命に関わる危険な疾患に由来するものか、それとも緊急性の低いものか、を見極めて、適切な初期対応をすることが求められ...