業務効率化でクリニック経営をたて直す方法とは?

クリニックを経営する先生は、
日常の診療はもちろんのこと、
患者さんの集客、スタッフの雇用、
他院との連携など、多くのタスクを日々
同時にこなさなくてはなりません。

そのため、クリニック経営の難しさに
悩んでいる先生も少なくないと思います。

中でも多くある悩みのひとつに
「業務効率の低下」があります。

業務効率の低下はどんな事業においても
利益を毀損するため、一度あらゆる業務を
見直して効率化を図る必要があります。

そこで今回は、クリニックの経営改善の
ための業務効率化の重要性やノウハウをご紹介します。

もくじ
クリニックの経営改善と業務効率の関係とは?
患者さんを集めるためのノウハウとは?
① 接遇の向上
② 地域連携を高める
③ 業務のマニュアルを作る
忘れてはならないコスト意識

クリニックの経営改善と業務効率の関係とは?

クリニック経営における利益とは、
他の事業と同様「売上—経費」です。

クリニック経営が悪い=クリニックの利益が少ない、
もしくは赤字という状況であり、その原因は
売上が少ないか、経費が多いかのどちらかです。

売上は「患者数×単価」で決まりますが、
保険診療である以上、単価はある程度
決まっているため、売上を上げるには
患者さんの集客が肝となります。

しかし、クリニックの業務効率が悪い
場合、段取りよく仕事が進まず、
提供する医療サービスの質が低下して
しまい、患者さんの満足度も低下し、
最終的に受診率の低下に繋がってしまいます。

そういった悪循環から脱却するためには、
業務内容や目的、課題などを一度見直し、
改善させていくことが求められます。

患者さんを集めるためのノウハウとは?

兎にも角にも、クリニックで患者さんが
減る最大の理由は
「良い医療、看護、サービスを提供できていない」
からです。

患者さんの診察をきちんとしない、
職員の患者さんへの態度が悪い、
サービスも悪い、そんなクリニックの
経営が悪化するのは必然だと思います。

では、患者さんを集客するには
どうすべきなのでしょうか?

① 接遇の向上

接遇の向上はクリニックの評価を上げる
のに最も速効性があり、かつ効果的な手段の1つです。

特に、院長である先生は普段の診療業務
があり、スタッフの接遇を直接
評価する機会に乏しいため、
常日頃からスタッフに十分な接遇教育を
行う必要があります。

また経営難に陥っているクリニックでは、
職員のモチベーションの低下が
散見され、それは接遇面にも影響します。

モチベーション維持のために、
それぞれのスタッフやクリニック全体
としての短期的な目標を設定するのも1つの手段です。

一例ではありますが、実際に
美容クリニックなどでは月間の
売り上げ目標をスタッフ全員が
常に意識して診療を行っている施設もあります。

② 地域連携を高める

クリニックによっては院長自ら営業に
出向くほど、地域連携は患者集客にとって重要です。

クリニックと病院では求められる医療の
質が異なるため、互いに連携して
患者さんを紹介し合えば安定的な集客に繋がります。

他院との連携はその患者さんにとっても
治療の選択肢が増える事になるため、
患者さん、クリニック双方にとってwin-winなのです。

また今の時代、多くの企業が自社について
SNSで情報発信しており、クリニックでも
検討するとよいでしょう。

③ 業務のマニュアルを作る

患者さんが増えるとその分業務負担も
増えるため、より業務の効率化が求められます。

効率化のために役立つのが、それぞれの
業務におけるマニュアル作成です。

マニュアルを作ることで、画一された
業務内容を患者さんに提供でき、
新人スタッフでも業務の定着が早くなります。

またマニュアルは一度作成して完成
というわけではなく、よりシンプルに、
かつ分かりやすくなるように常に
アップデートを忘れないようにしましょう。



忘れてはならないコスト意識

患者さんを集客することによって
売上が改善した上で、経営改善のために
すべきことは経費削減です。

クリニック経営最大のコストは人件費
ですが、労働人口が減っている現代では、
貴重な労働力であるスタッフの
給与削減はモチベーションの低下を招くため避けるべきです。

そこで、その他の固定費である材料費や
テナント賃料などの諸経費の見直しを
検討してみてはいかがでしょうか。
定期的に発生する医薬品の購入や
諸経費の支払いは、一度開始すると
中々見直しをする機会を設けにくく、
改めて何にいくらかかっているか?
無駄になってしまっている物がないか?
(過剰在庫や手数料など)
業者と交渉し直す余地はあるか?
などを視野に入れてコスト削減に
繋げていくとよいでしょう。

今後は、よりシビアな経営を求められる
可能性が高く、本記事が先生の
クリニック経営の一助になれば幸いです。

今後の記事でさらに詳しく解説していきたいと思います。

医師H.N.



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