クリニックのホームページに求められるコンテンツとは?

クリニックのホームページにおいて、
コンテンツの充実度は非常に重要なポイントです。

2020年4月10日より、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
への対応として、初診も含めたオンライン診療が
時限的に容認されることになりました。

これにより、オンライン診療に対応した
クリニックが増え、患者さんは距離や時間を
気にせず受診できるようになっています。

そのため今まで以上に、インターネット検索で
上位表示されているクリニックへの患者さんの
流入が予想されます。

上位表示を狙う場合、どのようなホームページの
コンテンツが必要か見てみましょう。

クリニックの顔は看板からホームページへ

インターネットが普及する前には、
病院を探す方法と言えば、タウンページや口コミ、
看板などでした。

現代では、多くの人がインターネットを利用しており、
スマートフォンやパソコンなどを使い、
その場ですぐに病院の検索が可能になっています。

検索したクリニックや病院のホームページを見て、
診療内容や診察時間などを把握し、患者さんが
自分に合った受診先を簡単に選べるようになっています。

そのため、ホームページはクリニックの顔となり、
集客の要になっています。
ホームページの無いクリニックと、あるクリニック、
どちらが行きやすいかと言えば後者と答える方が多いでしょう。

クリニックのホームページの内容や雰囲気は、
そのままクリニックのイメージに繋がります。

ホームページ作りは、インターネット上にクリニックを
もうひとつ建てているといっても過言ではないです。

どんなコンテンツが求められる?

クリニックのホームページには、柱となるコンテンツが必要です。
必要なコンテンツ内容をご紹介します。

■診療内容

内科や外科、耳鼻咽喉科など、診療科目を
記載することが必要です。
また、特に力を入れている治療内容や検査方法、
疾患名を書くことで、患者さんのニーズとマッチしやすくなります。

■診察時間

診療している曜日や時間はトップページの
目立つ位置に大きく表示しましょう。
仕事や育児などでなかなか病院に行くタイミングが
取りづらい人にとって、休診日や診察時間のわかりにくい
クリニックは候補から外されやすいです。

■医師紹介

診察する医師やスタッフの紹介は、患者さんにとって
安心できる材料になります。
特に掲載されている医師の顔写真が笑顔だと、
エンゲージメント率(投稿を見たユーザーの反応率)の
向上に繋がりますので、親近感を覚えやすいです。

■クリニック紹介

クリニックの外観や内観の写真があることも、
患者さんの不安を和らげるのに効果的です。
初めて受診する病院は、患者さんにとって未知の世界です。
まったく知らない世界に足を踏み入れるよりも、
少しでも見たことのある場所は安心感を覚えます。

■アクセス方法

クリニックの立地によって、徒歩や電車、車など
アクセス方法も変わってきますが、
クリニック周囲の地図は必須です。
わかりやすく簡略化した地図を表示するか、
Googleマップなどを貼り付ける方法もあります。
また、住所や電話番号をわかりやすい位置に大きめに書いておくと、
患者さんが地図アプリやカーナビに住所などを入力するときに便利です。

■症状・病名コンテンツ(SEO対策)

患者さんは病院を探す際に、症状や疑われる病名、
診療科目、地域名などを検索窓に打ち込んで
検索することが多いでしょう。

この場合、クリニックのホームページに
症状や病名に関するコンテンツがないと、
検索で上位表示されることは難しいです。
検索結果の1ページ目に載らないサイトは、
患者さんの目に触れることも少なく、ホームページへの
誘導はかなり難しくなります。

そのため、受診する患者さんに向けた病名の説明や、
症状の一覧などのコンテンツを加えることで、
SEO対策を施すことができ、ホームページへの
アクセス数アップが期待できます。
ホームページの間口を広げるという意味で、
症状・病名コンテンツの拡充は重要です。

コンテンツは後付けで増やすことも可能

すでにホームページがある場合、後付けでコンテンツを
増やすことも可能です。
ブログ機能を使って、定期的に情報を更新したり、
病名コンテンツを次々に増やしたりすれば、
ホームページの完成度はどんどん高くなり、
アクセス数アップが狙えます。

ホームページは病院の顔!日々の手入れは欠かさずに(まとめ)

オンライン診療の時限的容認は、いつまで続くかはわかりません。
しかし、時間も場所も気にせずに受診できるオンライン診療は、
今後スタンダードなものになっていくはずです。

そのときに、オンライン上の顔とも言えるホームページの
手入れを欠かさずに続けていれば、きっとアクセス数は増え、
経営も良好な状態を保てるはずです。

ぜひ、ホームページの内容を見直し、
必要なコンテンツを整えてみましょう。

看護師 S.H.

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